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小田純平「リアル歌謡曲作詞募集」入選作品一般投票のご案内2017.11.21

小田純平「リアル歌謡曲作詞募集」に沢山のご応募いただきありがとうございました。

この度、小田純平本人、月刊歌の手帖、エイフォース・エンタテイメント、
ユニバーサルミュージックの各選考委員の審査により、
次の最終選考作品5篇が決定いたしました。

 

20171122odajunpei.JPG

 

選考委員会では、この5篇を対象にした一般投票を実施いたします。
小田純平さんが唄うに相応しいと思う作品を1篇選んでいただき、文末のアドレスまで、
お名前と、可能であれば作品に対する感想を添えて投票してください。
皆さまからの投票を参考にして、来春のCD化に向けて参ります。

投票期間は11月22日~12月8日です。

なお、掲載した詞は原文を基本にしていますが、
小田純平さんの作曲作業の工程で多少の変更を加えている作品もあり、
さらにレコーディング段階での変更もありますので、ご了承ください。

今後は、小田純平さんが最終的な制作作業に入り、
小田さんの世界観を考慮しながら小田さん本人による歌唱作品と、
他アーティストへの提供作品を検討して参ります。
皆さまからの投票をお待ちしております。

投票していただくアドレスです。
    nogami@magazineland.co.jp 野上までお送りください。

 



<入選作品 5篇>

「オレの弟」 かわぐちゆきお

月に一度 やって来る
煮物みやげに やって来る
三ッつ違いの 弟よ
床屋ぎらいの このオレの
素人床屋 買って出る
オレに嫁さん いないけど
嫁さんみたいな 弟よ

雑巾ぬって 来てくれる
とれたボタンは すぐつける
心優しき 弟よ
長男なのに 家継がず
すべてまかした 家のこと
いくつになっても 夢を追う
オレを支える 弟よ

もしも寝たきり なったら
オレの面倒 見ると言う
いつも穏やか 弟よ
オレより先に 逝くなんて
怨みたくなる 人の世を
二人通った カラオケ屋
行く気になれない もう二度と



「ずっと忘れない」 山下将生

あどけない 眼差し 子供のような
無邪気に手をふり 砂浜かける
君の姿 今も心の奥に

遠く眺める水平線
夕凪の 眩しさだけが
静かに 伝えてる あの遠い日を

ほろ酔い美しく 絡めた指の
ぬくもり甦る 夢の中で
君の 笑顔 幸福にあふれてる

約束は忘れない そういつまでも
桜舞う 樹の下 夢の続き
君の姿 ずっとそばにいるのさ

あどけない 眼差し 子供のような
無邪気に手をふり 砂浜かける
君の姿 今も心の奥に


「燕」 石川資起

わずかでも 喜びはあるけれど
悲しみだけが 色濃く消せず
薄めてみようと 指でこすれば
広がる色に 涙がにじむ

澄みわたる 青い空見ていると
あなたをそこに 探してしまう
浮かんでは きえる 雲の合間から
手をふる 私を見つけてね

ある9月の晴れた日
いつのまにか 燕に姿をかえた
ある9月の静かな日
いつのまにか あなたは空を飛んでいる

時流れ 秋にはまた来るけれど
面影だけが心に深く
探してみようと 瞼をこすれば
紅い落ち葉に 涙こぼれる

ある9月の晴れた日
いつのまにか 燕に姿を変えた
ある9月の静かな日
いつのまにか あなたは空を飛んでいる



「ぬり絵空」 中咲結美子

あかねの空は 幸せ重ねた
幼いあの頃の ぬり絵のよう
泣いてる私に おじいちゃん
メロディーつけて 歌ってくれた
〝あかんね あかんね 泣いたりしたら
べっぴんさんがだいなしや″って
涙が頬を 散歩する日は
聴きたいあの歌 もう一度

クリスマスには 届けてくれたね
三十六色の 色えんぴつ
おひげのチクチク する抱っこ
哀しみすっと 溶かしてくれた
〝ブルーな心も 赤色のせて
あかねの空に 変身や″って
冗談いって 笑いをくれた
おじいちゃんの空 あかね空

〝あかんね あかんね 泣いたりしたら
べっぴんさんがだいなしや″って
心曇れば 赤色のせて
おじいちゃんの空 ぬり絵空


「やぶ椿」 近藤英子

地に落ち雪に 埋れてそれでも
凛と咲いている 紅い花
つらくないよ 冷たくないよ
手のひらそっと 重ねてくれた
やさしい母の やぶ椿

悲しい人に あげてはいけない
そっと教えた 紅い花
訳も聞かず 頷いてたの
可愛い花は いくつもあるけど
いちばん好きな やぶ椿

はげしい風に 吹かれてそれでも
散らず咲いている 紅い花
つらい時も くじけそな時も
かなえる夢を 捨てないようにと
笑った 母のやぶ椿


(作品五十音順 敬称略)